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植田日銀総裁、出口戦略への慎重かつ大胆な舵取り—供給ショックを政策に織り込む
「条件付き利上げの構え」— 地政学リスクによるエネルギー高騰を背景に、日銀は『インフレ目標達成への確信』という新たな次元へ。植田総裁の沈黙の裏にある覚悟を読み解く。
Kazuo Ueda
日本銀行 · 総裁
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第32代日本銀行総裁。元東大教授、金融政策論の理論家。アベノミクス以降のデフレからの出口戦略を担う。
「条件付き利上げの構え」— 地政学リスクによるエネルギー高騰を背景に、日銀は『インフレ目標達成への確信』という新たな次元へ。植田総裁の沈黙の裏にある覚悟を読み解く。
2024年春のマイナス金利解除を控え、植田総裁は「賃金と物価の好循環」の確認を最終条件に掲げた。17年ぶりの利上げへのカウントダウンが始まった。
2023年4月に就任した植田総裁は、前任・黒田路線の転換を模索していた。6月の会見で見せた慎重な言い回しの裏には、7月のYCC修正という大胆な決断が隠されていた。